中2の3学期。
うめ坊に会いたくない、って理由で
ガッコ休んだり、
早退したり、
遅刻はしなかったけど、
ありとあらゆる手で避けようとした。

相方には、ちゃんと謝れたから、
また好きになっていい、
なんて都合のいいことはない。

あきらめなきゃダメなんだ。
好きのままじゃダメなんだ。
相方にも辛い思いをさせてしまう。
他の誰よりも相方に祝福してほしいから、
うめ坊を好きのままじゃダメなんだ。

そぉ思おうと必死なのに、
いざ学校に行って、
うめ坊を見つけると、
つい、嬉しくなってしまう。
話したくなってしまう。

だから、会わないように避けた。

むこうはそれに気づいてはなかっただろーけど、
しばらく会わなかったら、
ホントに何にもなかったように、
しゃべんなくなった。
側を通っても、
見てくれなくなった。
つらかった。

勘違いだったのかもしれない。
いつも側を通ったとき、
しゃべりかけようと、
こっちが、うめ坊を見てたから、
それに気づいたうめ坊は話しかけてくれた、
ただそれだけのことなのかもしれない。

だけど、わがままだから、
見ててくれなきゃ、話してくれなきゃ
嫌だった。

そして自分を押し殺したまま、
春休みに入ってしまった。

3年になって。
相方とクラスが離れた。
うめ坊とも違うクラスだった。
さらに自分のクラスには
嫌いなヤツがわんさかいる。
天罰なのかな、と思った。

相方とは隣のクラスだったし、
一応、行き帰りは一緒だったけど、
うめ坊とはめっきり会わなくなった。
もとい、会わないようにした。

好きなのに、好きじゃないふりを
相方の前でふるまう。
だけど、
どことなくまだ好きっぽさがでてしまってた。
だから、
何回もケンカした。
傷つけてしまった。

なんだろーね。
この関係。
上手く回らない。
くそぉ。。。

それでも、うめ坊のことは嫌いになれない。
相方を傷つけても、
自分が傷ついても、
ずっと、ずっと、好きだった。

--------------------------------------------
なんかオチのない話。
何にも出来なかった辛い日々を
思い出してとりあえず書いてみました。

[私事]
明日から神戸入りっす。ぃぇーぃ☆
大学の関係上、大阪を旅立ち、
神戸に行くことになりました。
神戸の皆さん、よろしくです(笑

痛み。

2005年3月30日 中学時代
殴られはしなかったけど、
殴られた方が気持ちよかったかも。
悲しげな彼女の目が
心に刺さった。

年が明けてすぐのことだった。
相方とYクンは別れたのは。

ムリだ、カレとは付き合っていけない。
辛そうに過ごす相方に何も言えずに過ごしてた。

Yくんとは同じ塾だったから、
相方について何度か相談された。
「がんばれ」と
空っぽな感情でいう自分が虚しかった。

その日は突然やってきた。

Yクンが登校した相方に、
「オレ手紙書いてん」
といって、胸ポケットから手紙を取り出した。

渡す直前、手が止まった。

「なぁ。1つ聞いてもイイ?
 オレのこと、ホンマに好きなん??」

「好きだよ」
と、相方が言ったらどうなってただろう。
だけど、相方の返事は
「ごめん」
だった。

Yクンは
「わかった」
だけ言うと
ふたたび手紙をまた元の位置もどした。

その話を聞いたとき、
なんともいえない気分だった。
申し訳なさでいっぱいだった。

自分はというと。
新学期が始まって、
うめ坊ときごちない関係が続いて
避けて、避けて、避けて。
でもちょっとだけ
かまってほしくて。

気持ちの中にいろんな気持ちが
混在してたから、
全てを精算するために、
相方に全てを話した。

気が済むまで怒ってくれたり、
ぶってくれたら、
ちょっとはすっきりしただろーけど。

悲しそうな目で見つめる以外、
何もされなかった。

ぶたれるよりも痛かった。

でも、たぶん。
相方の方がもっと痛いんだと思う。

何も言わずに済ませるよりも
「ごめん」と言えたことが唯一の救いだった。

-------------------------------------------
次の日。
また何事もなかったように接してくれた。
ちゃんと謝れたから。
相方もわかってくれた。

良い事は相手に言いやすい。
だけど、
ちゃんと嫌なこと、悪かったこと、
そーゆーことが言えないとダメなんだ。
そーゆーことが言い合える友達は
たぶん一生のうちめっけもんだと思う。
相方ってのはそーゆー人なんだ。

ズルさ。

2005年3月29日 中学時代
冬休みあけ。
いつも以上にテンションをあげて
話しかけてくるうめ坊。

正直、微妙…。

あきらめるつもりで告ったのに。
ちゃんと言ってもらえなかったから、
わかってるけど、
気持ちを断ち切れない。
せめて、
このまま会わなかったら、
辛い思いせずに済んだのに。

もし、あの時。
「付き合ってほしい」と言えば
どぉ返事されたかな。
ちゃんと諦めがつくような
そんなふり方してくれたかな。

でも。
そんなこと言えなかった。
そう言っちゃいけなかった。

告った日の一週間前に、
相方はある男の子(Yくん)に告白された。
いい子だったし、
嫌いじゃないらしいから、
迷ってた。
即答でOKを出さなかったのは、
相方には好きな人がいたから。

いくら想い続けても、
うめ坊と結ばれる可能性は低い。
このままYくんと付き合ったら、
Yくんのこと好きになって、
幸せになれるかもしれない。
辛い恋をするよりもいいかもしれない。
だけど…。

そう相談をされた時、

「付き合っちゃいなよ」

と言った。

「Yくん、いいヤツだし、
 ホントにサユ(相方の名前)のこと
 大事にしてくれると思うよ。
 サユには幸せになってほしいし」

幸せになってほしかった。
そして自分も幸せになりたかった。
相方と同じ人が好きで、
おそらくどっちも手に入れることのできない恋。
辛い恋だったから…。
相方がYくんと付き合うことで、
ちょっとだけ辛さが半減するかも…
心のどこかでそぉ思った。

もし、相方の好きな人がうめ坊以外だったら。
同じ相談を受けたとき
「辛い恋が嫌だからって理由で
 好きじゃない人と付き合っても
 ホントの幸せをつかめない」
と諭したと思う。

自分のズルさに息苦しさを感じた。
このまま自責の念を背負って、
うめ坊と話すことができなかった。
相方と笑い合うことができなかった。

だから。
うめ坊への想いを断ち切ったら、
少しでも償いになるかと思った。
見えるカタチであらわそうと、
告ることを決めた。

それは何の償いにもならなかったけども。

----------------------------------------
告った後と告った理由でしたー。
ちなみに、
どんなにカタチで償うよりも
ひとこと「ごめん」と
相手に詫びることの方が大事だと思う。
(アタシが言えるセリフじゃないけど)
いざうめ坊を目の前にすると、
なかなか声がでなかった。
なんて切り出そうか迷った。
というより、
呼び出したんだし、
正直わかってるだろー
ホントは気づいてるだろー
そっちから話切り出せよー
とか思ってた。

前日の放課後。
うめ坊が1人になるのを待っていた。
クラスでだべってたので、
けっこー待たされた気がする。
(勝手に待ってたんだけどね)
ようやく他の子たちが帰り、
話を持ち出した。

「明日、放課後、話あるねん。
 だから時間つくってほしいねん」

うめ坊とは
放課後よくしゃべったり、
だべったり、愚痴ったり
相談したり、勉強したりetc
してきたけど、こう改まって、
時間作ってほしいとか、
なんだかんだ言ったことが
ほとんどなかったと思う。
だから、
明日気持ちを打ち明けることを
暗にほのめかしているつもりだったし、
うめ坊もその覚悟できてくれていると
そぉ思った。

終業式が終わって。
約束の場所でうめ坊を待って。
どきどきして、
やっぱ辞めようか迷って。
手にはクリスマスだから…という
こじつけの理由で焼いたクッキー
これもちゃんと渡せるか不安だった。

2000年12月22日。
いろいろ理由はあったけど、
この日に告白することは決めてた。

やってきたうめ坊は
「でぇ〜今日は誰の愚痴やぁ?笑」
なんて本気でとんちんかんなこと言うから、
ますます言うのが恥かしくなった。

 麻「うめくんこっちみてたら、
   言えることも言えないよ。
   あっちむいててよ」

ウメ「うん、ってなんでやねん!!」

 麻「いいから、あっちむいててよぉ〜」
  (うめくんにムリヤリ背を向けさす)

ウメ「うん…わかった」

 麻「あのね…」

ウメ「誰か先生に怒られたん?」

 麻「怒られてないよ〜
  てか、ちゃんと聞いてよぉ」

ウメ「うん…わかった」

 麻「えっとさぁ。
   うちら会ってからけっこー経つし、
   このままじゃ言う機会ないと思うし、
   年末だし、
   しかも世紀末じゃん?
   このままね、
   引きずるのもやなんだ、
   いろんなこと。
   だから、今年にいろいろ置いていって
   新しく来年迎えるの。
   てか、新世紀をさ。」

ウメ「うん」

 麻「ずっと、うめくんのこと、
   好きやったよ」

うめ坊の背中においていた手の震える感じが
まるで自分の手じゃないように感じた。

そしてヤツは
唐辛子で染めたような真っ赤な顔を
こちらに向けた。

本人から直接聞いたわけじゃなかったけど、
うめ坊には彼女がいたと思う。
そんな気配があったし。
それにこの告白は
すっきりきっぱり忘れようと、
諦めがつくように言おうって
思ったことだったから。
だから「付き合って」て言わなかった。
いや、いえない理由もあったんだけど。

「ありがとう、
 ほんまありがとう」

照れてるのか、困惑してるのか。
うめ坊はこのコトバを連呼した。

「うん、あっ…いや…
 ほんまにありがとうな」

いつも冷静沈着で、
何があっても動揺しなさそうなヤツ。
自分のヒトコトでこんなにうろたえてることに
こっちも驚いた。

「すっきりしたいの。
 優しいコトバでごまかさないで。
 ふってよ」

そう言いたかった。
だけどノドをついてでた言葉は

「うん。言いたかっただけだから」

それからぎこちない雑談を交わして
「じゃぁ、行くね」
と歩き出した。

うめ坊も歩き出したのだろうか?
カレはホントはどう思ったんだろう?

立ち止まって、振り返った。

まだ真っ赤な顔をしていたうめ坊が
こっちを見ていた。

「ありがとうな!!」

ちくしょう。
ふってほしかったのに。
カレに負けない大きな声で言ってやった。

「こっちもホントにありがとー!!」

そしてまた歩き出した。

-------------------------------------------
中2のころの話。
ちなみにちゃんとクッキーも渡したよ。
この後うめ坊とはどぉなったのか!?
それはまた別の機会に書く…かな笑。

青春。

2005年3月27日 中学時代
中学校時代好きだったアイツは、
白米が好き、
焼き魚が好き、
味噌汁も好き、
という、純和風好み(?)の人で、
美味しい梅干を
和歌山から産地直送してもらってた(すげぇー。

だから
梅干大好きな坊主、という意味で
「うめ坊」とアダ名をつけた。

ヤツの前でそぉ呼んでたのでなく、
相方との間だけのアダ名だったから
ついぞ普及しなかった(当たり前

相方っていうのは。
いわゆる悪友ってヤツで(笑
でも、未だかつて、彼女ほど
本音で話せて
ケンカもできる
そんな人にあったことがない。
人生において最高の悪友だと思う。

彼女が男だったら絶対惚れてる(笑

それぐらい、
相方のことも大好きだった。

うめ坊と相方。
どっちが上でどっちが下ってのもない。
両方好き。

相方がうめ坊のことを好きでも。

幼き青き春、到来。

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中学時代の話を書く前の登場人物説明。
てか、最後の文がめっさクサイ…(苦

秘密

2005年3月26日 中学時代
「すごい!」
それが彼に対して、一番最初に思ったことだ。
桜が満開に咲き誇る、
入学して数週間たった時のことのように思う。
何に対して彼の凄さを感じたのか、
それは話し方だ。
少しの単語で興味をひかせる、
そんな話し方をする人だ。
口下手な私にとって、
とても興味深かった。
そして、
時間を経るに連れて興味の対象は、
話し方から彼の考え方に移っていった。

自分の思想が狭いのか、
彼が広いのかはおいておこう。
しかし、
彼の考え方に影響を大きく受けたのは事実だと思う。
それは私自身、
彼の人間性にひかれていた、
ということも関係あるかもしれない。

そんな彼に言いたい事が山ほどあった。
いろんな出来事の中でいいそびれてしまって、
もう数える事が出来ないぐらい増えた、
「ごめんなさい」
「ありがとう」と。

さて気づいたのだろうか、
自分のことが書かれていると。
気づくはずがない、
と思う私の微妙な心理と、
あこがれと称した彼への想いは、
この際“秘密”としておこう。

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これ、中学の時の卒業文集に書いたやつです。
当時好きだったヤツ宛のラブレター(笑
なんだかんだあったけど、結局3年間片思いでした。
また追々ヤツについて書いていきます(たぶん

51番地

2005年3月25日

友達につられてなんとなく書き始めることになりました(笑
そしてつられて「恋愛」ジャンル(おぉ!!
いつまで続くかわかんないケド、
続けられる日までがんばりたいと思います。

サイト→51番地
  シャーロックホームズを読んでるときにひらめいた。
  (ホームズに「51番地」ってのはでてこないよ)
作者→課長☆
  中高の時の密かなアダ名。
  本文中では『麻(アサ)』で登場する予定w

まぁこんな感じでぼちぼち始めたいと思います。

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